大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

金融系企業向けセミナーを聴講

10月28日(金) 晴れ

 「OSAKA's Financial Ecosystem Takes Off!」(動き始めた大阪の金融エコシステム)と題したオンラインでのセミナーを聴いておりました。国際金融都市を目指す大阪として、今回はアジア方面の金融関連の企業が主な対象になっている、と聞いております。(写真)

 「エコシステム」という言葉、なかなかうまい日本語訳がないためこのまま流通しております。ネットで調べると業界や製品などがお互いに連携することで大きな収益構造を生む、と解説していました。大小問わず金融機関が集まることで、ビジネスの可能性を広げていく、ということでしょうか。

 「国際金融ワンストップサポートセンター大阪」の担当者と、米シリコンバレーに本社があるベンチャーキャピタル(VC)の大阪の拠点責任者によるパネル討論で、大阪に進出する利点や可能性を議論していました。

 私も10月14日の府議会総務常任委員会で国際金融都市に向けた大阪府の取り組みを質問したばかりです。大阪が成長していくうえで重要な分野です。引き続き関心を払っていきます。

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新大阪駅周辺地域のまちづくりで国に要望・北陸新幹線建設促進大会に出席

10月24日(月) 晴れ

 大阪府議会リニア中央・北陸新幹線早期全線開業実現議員連盟の役員一同で、新大阪駅周辺地域の都市再生緊急整備地域への指定を求める要望書を内閣府の地方創生推進事務局に提出しました。(写真1)

 10月28日、新大阪駅を中心に淀川、東淀川の2区にまたがる114ヘクタールの地域を都市再生緊急整備地域とする政令が出されました。

 具体的な完成時期は示されていないものの、民間によるビル建設や駅南側に広場を設ける計画も浮上しています。同地域に指定されることで高さ制限などの規制緩和や税制面での優遇措置が受けられるようになります。リニア中央新幹線、北陸新幹線とも新大阪駅に乗り入れる予定で計画が進んでいます。一段と魅力ある地域にすべく、取り組んでいきます。

 その後、近くのホテルであった北陸新幹線(敦賀―大阪間)建設促進大会に出席しました(写真2)。2023年度当初の敦賀(福井県)―大阪間の着工や新大阪駅の駅位置を地域の理解を得て早く確定させること、駅機能の強化などを求める要望書を全会一致で採択しました。

 もう1枚は公明党府議団から国への要望、同大会に出席した議員の写真です(写真3)。左端が私、真ん中は三宅史明議員(大阪市東淀川区選出)、右端は大橋章夫議員(枚方市選出)です。

写真1

写真2

写真3

府議会総務常任委員会で質疑

10月14日(金) 晴れ

 この日は①副首都ビジョン②2025年大阪・関西万博への子どもたちの無料招待③大阪ヘルスケアパビリオン④スマートシニアライフ事業⑤MaaSの推進⑥グリーンボンドの発行⑦国際金融都市⑧大阪の新たな成長分野にかかる調査分析業務、の8項目について質疑・質問しました。(写真)

 ①は若者をはじめ多くの人に選ばれるよう、大阪の強みを生かして経済を成長させる、という観点で議論が進んでいます。

 ②は2005年の愛・地球博の際、愛知県が県内の小中学生を無料招待した、との事例を踏まえて提案しています。できる限り多くの子どもたちを無料招待できるよう協議を重ねていく、と答弁がありました。

 ③は大阪府・市が共同で出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」に関し、府・市の事業費参考額約74億円と事業者の提案価格約195億円に大きな開きがあった点などを質しました。見積もりが不十分だったこと、設計を見直してコストダウンを図ること、施工予定者との協議で施工の合理化などを図る、とのことです。

 ④は高齢者を対象にタブレットを貸し出し、行政や民間のサービスを手軽に利用できるようにするものです。今年度の前半は泉北ニュータウンなどの郊外地域で、後半は大阪市内でモデル実施をしています。今後、個人所有のスマートホンでも使えるようにし、府域全体への利用者拡大を目指します。

 ⑤は公共交通機関の乗り換え案内やシェアサイクルの利用予約、観光などの情報提供を一つのアプリでできるようにするものです。2021年12月、近畿運輸局や府、鉄道・観光事業者、経済団体などで「関西MaaS推進連絡会議」が発足しました。住民生活に役立つものになるよう求めました。

 ⑥は環境にかかわることに資金の使い道を限定した債券のことです。金融機関など投資の専門家だけでなく、府内の一般事業法人などから広く関心を集めています。来年度以降も継続して発行できるよう求めました。

 ⑦は2025年度までを土台つくりの期間とし、大阪を知ってもらうプロモーション、企業への直接の働きかけ、進出意向がある企業への伴走支援、の3段階で取り組んでいます。12月には吉村洋文知事がロンドンで投資家や金融機関に会い、大阪の魅力を発信してきます。

 ⑧はライフサイエンスやカーボンニュートラルといった分野のほか、府内の地域資源を生かす視点、企業や大学等との連携の可能性などを探るとのことです。

 この日の質疑の様子は府議会ホームページで見ることができます。アドレスはこちら。http://www.gikai-chukei.jp/ 総務常任 を選んでください。

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府議会日越友好親善議員連盟総会に出席

10月11日(火) 晴れ

 大阪府議会の日越友好親善議員連盟の総会が大阪市内のホテルで開かれ、私も出席しました。(写真1、前列左端)

 在大阪ベトナム社会主義共和国総領事館のレ・フィー・ホアン臨時総領事が「ベトナムと日本との関係」と題し、講演をされました。(写真2)

 日本とベトナムの関係は古くは8世紀までさかのぼることができるそうです。また、20世紀初頭にはベトナムの近代化を裏から支えた日本人がいたとのことです。

 来年、2023年で日本とベトナムが国交を樹立して50年を迎えます。二国間の友好親善がさらに進むことを願っています。

写真1

写真2

府議会本会議で代表質問

10月4日(火) 晴れ

 この日の府議会本会議で私が会派を代表して質問をしました。(写真)

 電力やガス、食料品などの物価高騰対策について、国の交付金が新たに府へ約174億円配分されていると指摘。府は交付金を活用し「一日も早く補正予算を編成し、困難を抱える府民や事業者への支援を急ぐべき」と述べ、府の方針を質しました。

 府は速やかに支援が届くよう対策を検討していく方針を示しました。

 また、すでに公明党府議団が議会質問で提案した2025年大阪・関西万博の会場に子どもたちを無料招待することに触れました。万博は未来社会を体感できる有意義な機会なので、無料招待の必要性を改めて訴えました。

 府は対象者の範囲など関係部局と協議を重ねていく、と応じました。

 このほか、新大阪駅周辺地域のまちづくりやインターネット上の誹謗中傷等への対策、新型コロナウイルス感染症対策などについて質問をしました。

 この日の代表質問は府議会のホームページで見ることができます。アドレスはこちら。
 http://www.gikai-chukei.jp/ 本会議の9月を選んでください。

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