大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

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決算特別委員会

2009年12月1日

大阪府債の投資家向け広報(IR)活動について

質問

 本日は、大阪府債の投資家向け広報活動、IR活動についてお尋ねをいたします。

 平成18年9月に、大阪府債の発行条件は、個別条件決定方式という方式に変わって以来、市場から直接資金を調達するためには、やはり大阪府債の評価をしっかりとしてもらう、高めること、これが大事になってきております。当然、ですので、府債の買い手である金融機関を初めとする投資家向けの広報活動、IR活動というのがとても大切になってまいります。

 まずは、昨年度、平成20年度におけます大阪府のIRの取り組み状況について、経費を含め御説明をいただけますでしょうか。

答弁
総務部財政課長

 大阪府債における市場の評価を維持して高めますために、IR活動、投資家に対する御説明は、非常に重要な取り組みであるというふうに認識しております。

 本府での平成20年度の取り組みでございますが、全国の市場公募地方債発行団体、それから総務省との共催によります合同IR説明会を開催いたしまして、全体で276名の参加を得ております。また、大阪府庁単体での個別訪問によるIRも実施しておりまして、延べ34の会社、機関を訪問しております。さらに、平成20年10月には、東京におきまして、橋下知事から説明をするIR説明会を開催しております。この知事IRには、金融機関及び投資家101社、196名が参加したところでございます。

 これらのIR活動に要した経費につきましては、人件費を除きまして、会場使用料などなど、それから資料印刷作成代などを込めまして249万8千円が要した経費でございます。

質問

 大阪府債のIR活動につきましては、昨(平成20)年の2月定例会で私が一般質問で、ぜひとも橋下知事がみずから先頭に立ってIRの説明会を開いてはどうでしょうかと提案いたしまして、実際に昨年秋に、10月に開いていただいたわけでございますが、その際の投資家の方々からの反応というのは、いかがだったのでしょうか。

答弁
財政課長

 知事が出席いたしましたIR説明会におきましては、金融機関、投資家の多数の参加をいただきまして、大阪維新プログラム案の策定のプロセスですとか行革に対する知事の考え、それから今後の大阪の将来を見据えたビジョン、イメージなどなどについて、幅広く知事みずからの口から説明をしたところでございます。

 こうした説明を受けまして、参加いただいた方々としましては、自治体の長から直接改革姿勢ですとか、その地域、大阪の将来像についての明確なメッセージが発信されたということで、非常に高い評価をいただいたものと認識しております。大阪府債に対しての理解も、深まったものと感じております。

質問

 金融機関、投資家等への個別訪問については、もうかなりの数を今実際にこなされているようであります。

 IR活動は、確かにやったからといってすぐ大阪府債に対して金利の条件がよくなるなど、そういった成果が具体的に見えてくるわけではないわけですが、やはり大阪府として、このように改革に取り組んでおります、進めております、そういったことは、まさに市場との対話という形でしっかりとさまざまな場を通して投資家に向けて積極的に発信をされていくべきと考えますが、今後はどのように取り組んでいかれるのでしょうか。

答弁
財政課長

 投資家の皆さんに安心していただいて府債を購入していただくためには、大阪のトピックですとか行革の方向性、それから進捗状況などを積極的に発信するIR活動は、非常に効果的だし、大事な不可欠なことだと考えております。

 まず、個別訪問による対話型のIR活動につきましては、会場型の説明会とは若干異なりまして、直接対話を通じて先方のニーズですとか、それから市場の動向をこちらとしても把握する機会にもなりますので、今後ともしっかり取り組んでまいりたいと考えております。

 それから、例えば本日付で改革プロジェクトチーム発足というような、こういった情報がございますので、こういった情報をタイムリーに投資家に対して発信してまいりたいというふうに考えております。

質問

 もうおととし(平成19年)の12月になると思いますが、まさに大阪府債をめぐって減債基金からの借り入れ、そしてまた借換債の増発ということが新聞をにぎわして、そして大阪府債も、それ以外の要素もあったわけですが、一たん予定をしていた期日での発行を見送ったということがございます。

 何より大阪府債を買っていただくということは、正確な情報をわかりやすく投資家の皆様に見ていただくことでございます。そしてまた、大阪府がこのような方向で今進んでおりますということをわかりやすく説明していただく。

 国債、地方債、さまざまございます。その中で、じゃなぜ大阪府債を買わなければいけないのか、まさに投資家に必要性をわかってもらう。これがもしわかってもらえなかったら、金利を上げるとか、発行条件で大阪府が損をするような形をしなければ買ってもらえないという事態が起きてくるわけです。まさに、この場面でも競争があるわけですので、大阪府としてどのように取り組んでいくのかといったことがはっきりとわかる形で、そしてまた大阪府の場合、何を言っても橋下知事という強力な武器がございますので、また知事にも折を見てはっきりとメッセージを出していただくようなことを考えていただきたいと思います。

 通告はしていなかったんですが、部長、その辺はいかがお考えでしょうか。

答弁
総務部長

 IR活動につきましては、大阪府の状況を投資家の方に御理解いただいて府債を購入していただく上で大変重要な活動だと思っております。その方法については、我々職員が努力する部分も多々ございますけれども、やはり知事が先頭になって、直接知事の言葉でお話をしていただくというのは、非常に有効な方法だと思っておりますので、今後とも、そのような場を設けられるように努力してまいりたいと思います。

意見

 ありがとうございます。まさに、大阪府がしっかりとお金を調達していく上で、府債をきちんと買っていただくことが、まさに大阪府の財政を切り回していく上でも大事なことになってまいりますので、今後ともIRの取り組み、しっかりと進めていただきたい。そのようにお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。