大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

津波・高潮ステーションなど視察

5月13日(金) 晴れ時々薄曇り

 この日も初当選の府議8人と大阪府の施設を視察に回りました。

 1か所目は津波・高潮ステーション(大阪市西区)です。大阪は過去に台風や高潮で大きな被害に遭いました。当時の記録映像や、津波が襲ってくるシミュレーション映像が見られます。正確な知識と準備が必要だということがわかります。(写真1)

 2か所目は府咲洲庁舎(同市住之江区)です(写真2)。3月の東日本大震災のときには長周期振動でビルが大きく揺れ、エレベーターをつるすワイヤが引っ掛かったために職員が閉じ込められるなどの被害がありました。

 府議会は過去2回、庁舎を現在の大手前からここへ移転する条例案を否決してきました。防災拠点としてどちらがふさわしいのか、いずれ改めて意思を明確にする機会がありそうです。


写真1

写真2

府中部防災拠点など視察

5月10日(火) 雨一時曇

 4月の府議選で初当選した新人議員8人と一緒に大阪府の様々な施設を視察に行きました。

 まずは、大阪府中部防災拠点(八尾市)です。八尾空港の一角に設けられ、災害時に配られる非常食や各種生活用品、仮設トイレなどを備蓄しております。府内にはこのほか2か所防災拠点があります。(写真1)

 次は府立産業技術総合研究所(和泉市)へ。府内の企業の製品・技術開発の支援をしています。電話やメールによる技術相談は年3万9000件を数えるほか、計測機器などの貸し出しも行っています。(写真2)

 近くにある府が分譲した工業団地、テクノステージ和泉も伺いました。

 この日の最後は府立大学中百舌鳥キャンパス(堺市)。農学部が実用化を進める「植物工場」を視察しました。太陽光の代わりにLEDを使い、水耕栽培で野菜(アイスプラント、サラダ菜など)を育てたり、プチトマトの収穫ロボットの実験をしたりしています。(写真3、4)

 災害時の備えと、新たな成長分野への投資と行政の果たすべき役割を見定めていきたいと思います。


写真1

写真2

写真3

写真4