大阪府議会議員 かじき一彦 公明党
統一地方選2019

大分県を視察

3月28、29日(月、火) 晴れ時々曇り

 会派の視察で大分県を訪れました。

 まずは杵築市へ。人口約3万人の城下町です。高齢化率は34.4%、3人に1人が高齢者という市です。市役所には「杵築藩 藩庁」の大きな幕が飾られています。(写真1)

 要介護認定者の状況改善や、認定率の低下をめざして杵築市が力を入れているのが「地域ケア会議」です。毎週1回、市職員や保健師、介護事業者、理学療法士などの専門職が一堂に会し、利用者のケアプランが適切かを議論しています。

 利用者の生活の質をいかに高めるかを最優先に判断することで、元気な高齢者が増えて介護認定を受ける人数が減り、介護保険料の値上げを回避するという好循環が生まれています。

 数字を見ると、平成23年度末で21.6%あった要介護認定率は直近で17.2%と4ポイント以上下がり、介護保険料は現在、月5500円と全国平均(月5514円)を下回る水準に抑えることができています。

 杵築市は地域ケア会議で培った個別のプラン検証を通して地域共通の課題の把握、解決策の展開という手法をほかの保健福祉分野にも広げる方針です。平成30年4月をめどに高齢者、障がい児・者、子育て世代、生活困窮者ら全市民を対象にした相談支援センターをつくるべく準備を進めています。引き続き注目していきます。(写真2)

 次に大分県の認知症施策を伺いました(写真3)。専門医のもと「認知症初期集中支援チーム」が早期診断・対応に向けて活動しています。また、保健師や看護師ら「認知症地域支援推進員」が支援チームと連携し医療機関や介護事業者、認知症患者とその家族の間をつなぐ相談業務を担当しています。

 企業・職域組織単位で認知症サポーター養成講座を受講した事業所を「大分オレンジカンパニー」(写真4)として登録、意識啓発に取り組んでいます。現在、金融機関や郵便局、スーパーマーケットなど県内で232事業所あります。企業・団体は認知症患者に優しく対応できることの宣伝や、社員向けの認知症教育、介護と仕事の両立を考える企業風土づくりなどの効果がある、としています。

 2日目は国東市へ。人口約3万人で高齢化率はほぼ5人に2人の40%弱、海に面して大分空港があります。

 国東市の15地区が「黄色い旗運動」を展開しています。朝起きたら軒先に黄色い旗を立て、夕方に取り込むというものです(写真5)。もし黄色い旗が出ていなければ近所の人が訪問し、安否を確認します。高齢者に限らず地区内の全世帯が取り組むことで、世代間交流を進める狙いがあります。

 私たちがお邪魔した上治郎丸地区は運動を始めて5年がたちました。高齢者の外出機会が増えた、地区での話題が増え、明るさが出てきた、などの効果があったといいます。(写真6)

 今回お伺いした杵築市、国東市とも人口減少や高齢化率の上昇という悪条件の下、高齢者が元気に暮らせる街づくりを通して地域全体の底上げを目指しています。

 英語のことわざに"Everycloudhasasilverlining."直訳すれば、どんな雲にも銀の裏地がある。つまり、悪いことの反面によいことがある、というものがあります。大阪でもそれを見つけ、引き出す努力をしていきたいですね。

 最後は国東市役所や上治郎丸地区の皆さんと一緒に「黄色い旗」を持って記念写真です。(写真7)


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

写真7

春3月 旅立ちの季節 その3(終)

3月15日(火) 晴れ

 市立西中島幼稚園の保育修了式に出席しました。男の子24人、女の子16人の卒園児が一人ずつ名前を読み上げられ、元気よく返事をした子どもたちが園長先生から修了証書を受け取ります(写真1)。

 子どもたちはお友達やお父さん、お母さんの方に向き直り、将来の夢を語ってくれました。「ケーキ屋さん」「カレー屋さん」などに交じって、ある女の子は「電車の運転士」でした。女の子からこの仕事が出てくるのも時代の変化でしょうね。別の女の子は「西中島幼稚園の先生」、こんなことを言ってくれると泣けてきますね。今年はサッカーや野球などのスポーツ選手になりたいという子は男の子、女の子とも一人もいませんでした。

 スライドで幼稚園での楽しい日々を振り返った後、卒園児がみんなで歌を歌い、式は終わりました(写真2)。4月からはピカピカの1年生、子どもたちの門出を祝うように園庭で紅梅が咲き誇っていました(写真3)。

 この3月は議会の審議日程の都合で区内3校園の卒業式・保育修了式にしか出席できませんでした。出席できたところ、できなかったところ合わせ、卒業・卒園された皆様の前途が洋々たるものでありますことを心より願っております。


写真1

写真2

写真3

春3月 旅立ちの季節 その2

3月11日(金) 晴れ

 私の母校でもある市立十三中学校の卒業証書授与式に出席しました。同級生の子どもたちの姿もちらほら見えました。

 ブラスバンド部の演奏に合わせて卒業生が入場、一人ずつ登壇して校長先生より卒業証書を受け取りました(写真1)。男子103人、女子111人が卒業していきました。

 今年は式典の始まる前に「すべて終わるまで2時間半ほどかかります」との案内がありました。いくら長くても2時間以内には終わるのでは、と不思議に感じていたら、昨年以上のサプライズが待っていました。

 卒業式の定番ソング「旅立ちの日に」を歌う前、各クラスの代表が勢ぞろいし担任、副担任の教師に笑いあり、涙ありのお礼の言葉を贈りました(写真2)。「イケメンで何でも完璧な○○先生、ずっと奥さん一筋でいてください」「××先生、いつも困らせてごめんなさい。僕たちはいつまでも先生の生徒です」など、クラスの一体感、教師と生徒の心のつながりを感じさせてくれました。

 「旅立ちの日に」もそこここで涙を流す生徒がいる中、男子、女子それぞれ見事に歌い上げてくれました(写真3)。

 退場のとき、担任が「名前を間違え、最後までドジをしてごめん。でも、君たちは私の太陽よ」「こんなところで恥をかかせるな。でも、おいしかったぞ(笑)」と一言、生徒に返した姿にも心温まるものがありました。

 4月からはまた新たな舞台での活躍を大いに願っております。ご卒業、おめでとうございました。


写真1

写真2

写真3

商工労働常任委員会で質疑

3月10日(木) 曇り

 この日は①女性の活躍推進②UIJターン促進事業③発達障がい者の就労支援④成長特区税制⑤外資系企業の誘致⑥大阪いいもん・うまいもん市、の6項目について質疑・質問をしました。(写真)

 ①は事業所内保育所の設置に向けた課題整理や質の高い保育提供への相談に応じるほか、働いていない若い女性向けの就業支援事業を始める、とのことです。

 ②は首都圏の優秀な人材に大阪で働いてもらうための就職フェアなどを開きます。関東出身の学生がIターンで就職する事例があったそうです。

 ③は精神障がい者、発達障がい者向けの合同企業説明会を開くほか、採用した企業に対しては職場定着の支援をします。また、OSAKAしごとフィールドで発達障がいの可能性がある人向けに職場体験やカウンセリングを実施しており、事例検証を踏まえて一貫した支援体制を構築していく、との答弁がありました。

 ④は国の指定を受けた関西イノベーション国際戦略総合特区と合わせ、新エネルギーやライフサイエンス分野の企業集積を狙い、最大で地方税をゼロにするというものです。この3月で期限が切れるため、5年間延長するとともに、優遇対象の事業や地域を広げます。

 ⑤は大阪府・市と大阪商工会議所が設置した「大阪外国企業誘致センター(O-BIC)」の活動を聞きました。大阪に進出した外資系企業と在阪企業との商談会を開くことや、東京に拠点を置く外資系企業に2か所目として大阪進出を促す、などの答弁がありました。

 ⑥は国の交付金を活用し、大阪の名物商品を3-4割引で販売する事業でした。この2月までの販売実績が当初目標を大きく下回る結果にとどまりましたが、会社によっては販路開拓などで得るものがあったそうです。引き続き、府として優れた大阪製品の情報発信に努めるとのことでした。

 この日の様子は府議会HPで見ることができます。アドレスはこちら

 録画中継で平成28年、2月定例会、商工労働常任と選んでください。


春3月 旅立ちの季節 その1

3月5日(土) 晴れ

 淀川区医師会看護専門学校の卒業式に出席しました。准看護学科、看護学科の所定の課程を終えた人合わせて88人が卒業しました。年齢層も様々、働きながらや、家事をこなしながら勉学に励み、この日を迎えられた方もいらっしゃいます。本当におめでとうございます。

 「皆さんと楽しく働くことを先輩として願っています」とあいさつをされたある病院の看護部長の言葉の裏に、様々な現場を乗り越えてきた自信を感じました。皆様がそれぞれの道で大いに活躍されることをお祈りいたします。