大阪府議会議員 かじき一彦 公明党
統一地方選2019

神奈川県を視察

3月27,28日(月、火) くもり時々晴れ

 会派の有志議員で神奈川県を訪れました。

 まずは国立病院機構久里浜医療センターへ。4年前から取り組んでいるギャンブル依存症の治療研究についてお聞きしました(写真1)。

 同センターには全6回の外来による治療プログラムがあります。精神科医による診断を踏まえ、臨床心理士による認知行動療法を受けます。ギャンブルに代わる行動を本人が見出し、欲望を満たせるようにするのが目標です。

 「ギャンブル依存症は誰でもなりうる。一方で、学校教育や社会でのキャンペーンなどで予防もできる」と樋口進院長は語ります。予防、治療とも力を入れていかなければなりません。

 続いて横須賀市役所で民間資金を取り入れて社会問題を解決するソーシャルインパクトボンド(SIB)の実例をお聞きしました(写真2)。

 イギリスで生まれたこの仕組みは現在、アメリカやオーストラリアなどで受刑者の再犯防止や児童虐待防止などの事業に使われています。

 行政は成果が得られたときのみ支払いの義務があり、新規事業の失敗のリスクを負わずに済みます。

 横須賀市は特別養子縁組を進める手段として27年度にSIBを活用しました。横須賀市在住の子どもを養育する意思や能力のない女性とその子どもと、特別養子縁組を希望する人たちを取り持つ事業です。ノウハウを持つ一般社団法人に事業を委託して行いました。

 結果として全く実績のなかった特別養子縁組が1件成立、2件が成立見込みとなりました。民間事業者の知見を生かすことができ、今後の事業実施のノウハウを得た、とのことでした。

 2日目は神奈川県庁に伺いました。①女性の活躍支援②若者の結婚支援③健康長寿を目指す取り組み、の3点をお聞きしました(写真3)。

 ①は神奈川ゆかりの大企業の男性トップに「かながわ女性の活躍応援団」になってもらい、現在は県庁をはじめ19社、1大学法人が女性管理職比率などで具体的な目標を立てて取り組んでいます。「女性が活躍するために一番大変なことは男性の意識改革」との問題意識が根底にあります。企業トップが勢ぞろいしたパンフレットはインパクトがあります(写真4)。

 ②は「恋カナ!プロジェクト」という名称で27年度からツアー、フェア、サイトの3本柱で取り組んでいます。初年度は定員300人のツアーに2500人の応募があったなど関心の高さがうかがえます。

 対象者を県内在住・在勤者だけでなく、神奈川県に住みたいとの希望がある人も含めています。県外に住む子どもを呼び戻したい、との親世代の意向をくんでいます。また、行政と企業・団体等によるネットワークもつくり、結婚に向けた機運醸成を進めています。

 ③は治療が必要な病気になる前の「未病」のうちに気付いて治す、というものです。民間の協力も得ながら手軽に健康状態をチェックできる「未病センター」を県内19か所に設置しています。

 企業などがノウハウや人材を生かし、無料または低額で未病の改善に取り組むプログラムも用意しています。健康を考えるきっかけづくりにするという狙いがいいと思います。

 おまけの1枚、横浜市みなとみらい地区の夜景です(写真5)。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

関西領事団第2回ユースシンポジウムに出席

3月26日(日) くもりのち雨

 関西領事団(関西に拠点を置く外国公館の集まり)が主催する第2回ユースシンポジウムに出席しました。北野、四条畷、住吉、三国ヶ丘の4府立高校と関西学院千里国際高校、神戸市立葺合高校、同志社大学ビジネススクールの生徒や学生が「グローバル社会のなかでの『地域』と企業-『機嫌よう働く』を考える」をテーマに英語で研究発表をしました。(写真1)

 夢を持つことや笑いを取り入れること、ロボットを活用してゆとりある生活をすることなど、大阪府議会の本会議場を舞台にしっかりと自分たちの考えを披露してくれました。各国総領事らも強く関心を持ったようで、高校生たちと活発に意見交換をしていました。(写真2)


写真1

写真2

春3月 旅立ちの季節 その3(終)

3月22日(水) 晴れ

 我が家のご近所、市立木川小学校の卒業式に出席しました。

 一人ずつ名前を呼ばれ、卒業証書を受け取ります(写真1)。地域役員の方のお孫さんをはじめ、何人か見覚えのある顔の児童がいました。

 校長先生はリオ五輪の日本男子400メートルリレー、女子レスリングの吉田沙保里選手の銀メダルを通し、仲間を信じて全力を出し切ること、精一杯やった結果を受け止めることの大切さを話されました。

 卒業生たちは皆で6年間の思い出を振り返る「別れのことば」を述べ、定番の「旅立ちの日に」を合唱しました。(写真2)

 4月からは中学生、一人一人が大きく可能性を開いていかれることを願っています。


写真1

写真2

府議会府民文化常任委員会で委員間質疑

3月21日(火) 雨のちくもり

 府議会府民文化常任委員会でわが会派が提出した情報公開条例の修正案をめぐり、府議同士が直接議論する委員間質疑がありました(写真)。私は補助者として同席し、相手の質疑に答える同僚議員のお手伝いをしました。

 地方議会を活性化させるとの観点から、議員同士が議論を戦わせる場はこれからさらに増えてくることでしょう。質疑する側、される側、どちらに回っても対応できる能力を高めていきます。


春3月 旅立ちの季節 その2

3月14日(火) 晴れ

 私の母校でもある市立十三中学校の卒業証書授与式に出席しました。ブラスバンド部の演奏に合わせて卒業生が入場、一人ずつ登壇して校長先生より卒業証書を受け取りました(写真1)。

 今年は卒業生代表の答辞のほかに、クラスから何人か前に出てきて一言ずつ発言していました。「3年間僕の担任をしてくれてありがとうございました」と涙ながらに話す生徒もいました(写真2)。

 退場時もご覧のとおり、ブラスバンド部が演奏する中、在校生や保護者に見送られていきました(写真3)。

 4月からはまた新たな舞台での活躍を大いに願っております。ご卒業、おめでとうございました。


写真1

写真2

写真3

府議会教育常任委員会で質疑

3月13日(月) 曇り一時雨

 この日は①学校法人森友学園をめぐる諸問題②私立高校の授業料無償化制度の今後③新学習指導要領に向けた取り組み④中学校の英語教育⑤帰国渡日児童生徒受入体制整備支援事業⑥日本語教育学校支援事業⑦進学フェア⑧インフルエンザり患者等の受験機会の確保⑨大阪府立大学と大阪市立大学の統合、の9項目について質疑・質問しました。

 ①は同法人の運営する塚本幼稚園に関する事実確認や、設立認可申請を取り下げた小学校についての質問です。府は幼稚園の不適切な運営について説明を求めるとともに、小学校の認可申請取り下げをめぐってはどんな対応ができるか、府の顧問弁護士と相談する、との答弁でした。

 ②は平成31年度以降もこの制度の継続を求めて質問しました。府は高校進学を希望する生徒に大きな影響があることから、制度の趣旨が損なわれないよう29年度中にあり方を示す、とのことでした。

 ③は2月に公表された要領案に盛り込まれた「知識及び技能の習得」「思考力、判断力、表現力等の育成」「学びに向かう力、人間性等の涵養」の3つの柱の実現に向けた取り組みについて聞きました。府は27年度から府内7小中学校で実践研究をしています。当該校の児童・生徒は「話し合う活動を通じて自分の考えを深めたり広げたりすることができているか」との質問に小学校で96%、中学校で76%が肯定的な回答があり、一定の成果が上がっているといえそうです。

 ④は新指導要領案で中学校の英語について「教員は授業を英語で行うことを基本とする」と示しています。府は28年度から外部教育機関の講師による英語教員向け研修を実施、受講した教員が他の英語教員に広める取り組みを進めています。授業中に話す言葉の半分以上が英語という教員の比率が27年度の35.3%から54.6%に上昇しており、目指すべき姿に近づいています。

 ⑤は家庭の事情などで日本にやってきたものの、授業を理解できる日本語力のない小中学生に国の補助事業を使って通訳を派遣し、安心して学校生活を送れるよう支援するものです。28年度は7市34人の子どもに8言語の通訳者を派遣しました。

 ⑥は日本語指導が必要な府立高校生向けの事業です。28年度は34校219人の生徒向けに非常勤講師を配置し、個別の学習指導などに応じています。このほか、入学前に帰国・渡日生徒向けのオリエンテーションを開き、高校生活の基本的なルールや、卒業生の体験を聞く機会を設けています。

 ⑦は府内公立高校が一堂に会し、毎年夏に開く中学生や保護者向けの説明会です。参加者が多く会場の受け入れ能力を超えていたため、この夏はインテックス大阪に場所を移し、各校のブースも広げます。高校のことを知るきっかけになる場ですので、満足度の高いものになってほしいですね。

 ⑧は公立高校の試験日当日にインフルエンザ等で欠席した受験生に追試験の機会を設けるというものです。すでに実施をしている自治体もあるため、大阪府も30年度入試から追試験を実施する予定で、詳細を6月に公表するとのことです。

 ⑨は大阪府・市が府立大、市立大の運営法人を統合する関連議案を今年9月議会に上程できるよう検討を進めています。「都市シンクタンク」「技術インキュベーション」の機能を担うための戦略領域の対象分野などについて議論をし、夏ごろをめどに内容を公表するそうです。
 この日の様子は府議会HPで見ることができます。アドレスはこちら
 「教育常任」、私の名前の順に選んでください。


春3月 旅立ちの季節 その1

3月4日(土) 晴れ

 淀川区医師会看護専門学校の卒業式に出席しました。今年は准看護学科52人看護学科41人が卒業しました。年齢層も様々、働きながらや、家事をこなしながら勉学に励み、この日を迎えられた方もいらっしゃいます。本当におめでとうございます。それぞれの現場でなくてはならない存在として活躍されることを心より願っております。