大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

府議会教育常任委員会で質疑

12月16日(金) 晴れ

 大阪府がまとめた「平成27年度教育行政に係る点検及び評価報告書」をもとに2点質疑をしました。

 1点目は外国にルーツを持ち、小中学校で勉強する上で日本語指導が必要な児童・生徒への対応を取り上げました。28年5月1日現在で府内に過去最高の2121人が在籍し、母語(児童・生徒が生まれ育った環境で身に着けた言葉)は35言語あります。

 府教育庁は3種類の指導者用資料をつくり、全小中学校に配っているほか、日本語指導にあたる教員のための具体的な方法を教える研修を年3回開いているとのことです。

 2点目は地域住民らによる学校支援活動です。府内小中学校長が自校の取り組みについて、どちらも9割近くが「よく参加する」「参加する」と肯定的な回答をしています。これは全国平均を上回る結果となっています。

 また、企業や団体の協力を得て放課後子ども教室への出前プログラムを実施するなど活動内容の充実を図っている、との答弁がありました。

 この日の様子は府議会HPで見ることができます。アドレスはこちら

 「教育常任」、12月16日の私の名前の順に選んでください。


府庁本館の耐震工事現場を視察

12月7日(水) 晴れ

 大阪府庁本館のうち、大阪城に面した東館と議場の耐震改修工事が終了し、会派で地下の現場を視察しました。(写真1)

 ゴムや鋼鉄製などの免震装置(写真2)を基礎と建物の間に挟むことで、建物は地震の時に揺れの速度が遅くなるそうです。東館は同時に内装や設備なども更新、建物は今後50年間の使用に耐えられるとのことです。


写真1

写真2