大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

大阪活魚センターを視察

10月29日(火) 雨のちくもり

 漁業の成長産業化に向けた取り組みを探ろうと、大阪活魚センター(大阪府泉佐野市)にお邪魔しました。(写真1、2)

 同センターは今年2月、日建リース工業株式会社(本社・東京都)が泉佐野漁業協同組合などの協力を得て、漁港の敷地内に開設。活魚の仕入れから保管、市場や小売店への配送までがワンストップでできます。

 同社は水槽内の二酸化炭素濃度を調整し、魚を眠らせた状態のままで輸送する「魚活ボックス」を開発しました。これまで活魚は専用トラックで輸送するため費用が高くつくのに対し、この魚活ボックスを使えば軽トラックや鉄道で輸送できるようになり、費用を安く抑えることができるそうです。

 開所からこれまで、魚活ボックスを活用できる魚種の検証実験を繰り返し、現在のところマダイやヒラメ、ガザミなどで有効性が確認されているそうです。10月からは大阪市や堺市の飲食店向けの販売も始めました。今後は関西国際空港を活用し、海外への展開も視野に入れています。活魚のおいしさを多くの人に知ってもらうとともに、漁業者の所得向上にも役立ちそうです。

 今年6月に開催されたG20大阪サミットのワーキングランチで、府の高級ブランド魚「魚庭あこう」(キジハタ)が提供されました。「大阪産(おおさかもん)」の魅力を広く国内外に発信していけるよう、民間事業者とも連携しながら取り組みを進めていきます。


写真1

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各地の運動会に出席

9月27日(金)から10月27日(日)

 9月下旬から10月下旬にかけ、12か所の運動会、体育大会などにお邪魔しました。その時の写真をまとめて紹介します。

 9月27日(金)は私の母校、大阪市立十三中学校、女子の二人三脚です。(写真1)

 9月28日(土)は市立三津屋小学校の入場行進(写真2)、市立神津小学校の騎馬戦(写真3)です。

 9月28日(日)はこちらも私の母校、大阪市立木川南小学校、障害物競走です。(写真4)

 10月5日(土)は市立西中島幼稚園、今年が創立70周年ということでお祝いの大きなケーキがありました。(写真5)

 10月6日(日)は野中地域、ボール運び競走です。(写真6)

 10月13日(日)は私も通った大阪東邦幼稚園の玉入れ(写真7)と市立木川小学校の旗を使った集団演技(写真8)です。

 10月14日(月)はみくにひじり幼稚園の親子騎馬戦(写真9)と市立田川幼稚園のフープを使った演技(写真10)です。

 10月18日(金)はこれまた私の母校、府立北野高校の騎馬戦(写真11)、やはり高校生ともなると迫力が違います。

 10月27日(日)は加島地域、大玉転がしです。(写真12)

 お天気の影響で開催日をずらしたり、午前中で終わらせたりしたところもありましたが、どこもにぎやかな運動会、体育大会でした。お邪魔した幼稚園・学校や地域の皆様、大変にありがとうございました。


写真1

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写真7

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写真9

写真10

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各地の敬老会に出席

9月15日(日)から10月20日(日)

 9月中旬から10月中旬にかけ、区内6地域の敬老会にお邪魔しました。その時の写真をまとめて紹介します。

 9月15日は東三国(写真1)、東三国中学校吹奏楽部の演奏です。

 16日は野中(写真2)、金婚式の記念品を渡すところです。神津(写真3)は地域女性会の有志によるフラダンス、名物になっています。

 23日は加島(写真4)、柴島高校和太鼓部の演奏です。

 10月5日は田川(写真5)、田川幼稚園の園児によるお遊戯です。

 20日は新高(写真6)、新高小学校の児童による器楽合奏です。

 各地域とも地域最高齢者や金婚式を迎えられた方々へのお祝いや、地域ならではの出し物などがありました。運営にあたった皆様に敬意を表するとともに、参加された高齢者の皆様のご健康、ご長寿をお祈りいたします。


写真1

写真2

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府議会教育常任委員会で質疑

10月11日(金) 晴れ

 この日は①日本遺産②読書バリアフリー法③大阪市立の高校の府への移管④障害のある児童生徒の通学支援⑤日本語支援教育⑥農業高校の特徴的な取り組み⑦チャレンジテスト、の7項目を取り上げました。

 ①は今年5月、泉佐野市の「旅引付(たびひきつけ)と二枚の絵図が伝えるまち―中世日根荘(ひねのしょう)の風景―」と河内長野市の「中世に出逢えるまち~千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫~」が新たにに認定を受けました。また、大阪狭山市が「狭山池」を、河内長野市は府外の関係市町と共同で「女人高野」をテーマに次回の申請を予定しているとのことです。

 ②は通常の書籍や印刷物を読むのが難しい障がい者にも著作物を利用してもらえるよう、国や地方自治体に環境整備を求める法律です。府立図書館での対面での朗読サービスをはじめ、郵送での資料貸し出しなどの対応はすでになされています。さらに国の基本計画を踏まえて府も計画をまとめる必要があります。障がいの有無にかかわらず、読みたい本が読めるよう環境づくりを進める、とのことでした。

 ③は21校ある大阪市立の高校等を2022年4月に府へ移管するものです。府へ一元化したほうが効率的、効果的な運用ができる、との判断から来年夏をめどに移管計画をまとめる予定です。

 ④は今年から始まった府立支援学校の児童生徒を対象にした通学支援を府内の市町村立学校に通う児童生徒に拡大できないのか、との視点で取り上げました。府は市町村教育委員会と情報共有し、実態把握に努める、と答弁しました。

 ⑤はこれまでの議会で取り上げた小中学校での個別の学習指導計画づくりの現状や、高校生の中退率や進学状況を確認しました。児童生徒の未来を切り開くため、府がしっかり後押しをするよう求めました。

 ⑥は府立農芸高校(堺市美原区)、園芸高校(池田市)が都市部の農業高校として農業の「6次産業化」に取り組んでいることや、民間企業との連携などを聞きました。

 ⑦は公立高校入試の統一ルールに係るものです。これまで各方面から意見があったことを踏まえ、一部ルールを変更します。今回の変更を関係者に理解してもらえるよう、丁寧に説明してほしい、と府に対し求めました。

 この日の質疑の様子は府議会のホームページで見ることができます。アドレスはこちら。教育常任 を選んでください。


府議会本会議で一般質問

10月8日(火) 雨

 この任期で初めてとなる一般質問に立ちました。①日本語支援教育②大阪府国際交流財団の取り組み③府立高校の英語教育④大阪グローバル塾の定員拡充⑤大阪アーツカウンシル⑥新大阪駅周辺のまちづくり、の6項目を取り上げました。

 ①は外国籍の子どもの就学機会の確保や、日本語指導の必要な児童生徒への個別の対応、府立高校での外部の支援団体と連携した生徒・保護者への支援の取り組みについて答弁がありました。大阪府は43市町村すべてが外国籍の子どもの保護者に就学案内を送付しています。全国平均の約6割と比べ、がんばってくれています。

 ②は在住外国人向けの生活相談や、災害時の多言語支援の機能を強化しています。今年4月の入管法改正を受け、11言語で相談できるようにしたり、外国人旅行者向けに情報発信するウェブサイトとアプリの開発をしたりしています。

 ③は今年度から2023年度までの5年間「広がる」英語教育推進プロジェクトを実施します。長期休暇を利用した国内イングリッシュキャンプや英語教員に対する授業改善の研修などを進めていきます。

 ④は海外留学を目指す府内の高校生を対象にイギリス・リーズ大学への短期留学などを通し、英語力やコミュニケーション能力の強化を目指すものです。「大阪の未来を担う若者がグローバルな人材として世界で活躍することは大阪が発展してくうえで大変重要」との答弁があり、定員の拡充を検討するとのことです。

 ⑤は大阪の文化事業の評価・審査や潜在的な文化の掘り起こしなどに取り組む専門家集団です。芸術文化の担い手の交流の場づくりやネットワークづくりに力を入れ、来年度に取りまとめる次期文化振興計画に盛り込めるよう議論を進める、と答弁がありました。

 ⑥は国や大阪府・市、UR都市機構やJRなどで構成する「新大阪駅周辺地域都市再生緊急整備地域検討協議会」の動きを聞きました。今後の方向性について「アクセスの良さを生かし、グローバル企業が拠点を置く環境整備」「淀川の貴重な環境を生かした舟運や高質な滞在機能」などの意見が出されました。今年度中にまちづくり方針の骨格をまとめ、民間の創意工夫を生かした都市開発プロジェクトの機運醸成に努める、とのことです。

 この日の一般質問の様子は府議会ホームページでご覧いただけます。アドレスはこちら

 本会議→9月 で画面をスクロールしてもらい、私の名前を選んでください。


府立農芸高校を視察

10月1日(火) 晴れ

 会派の有志議員と浮島智子衆院議員で府立農芸高校(堺市美原区)にお伺いしました(写真1)。同校は文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」(SPH)の指定を受けています。

 SPHは、福祉や農業、工業分野などの専門的職業人を育成するため、文科省が2014年から実施している先進的教育の推進事業。その指定を受けた専門高校は大学や研究機関、企業と連携し、生徒が高度な知識と技術を習得できるよう、実践的な教育を展開しています。

 同校は「高付加価値をめざした商品開発と持続的な開発のための教育実践」をテーマに、学校農場でのリソース(資源)循環システムの構築など15の研究プログラムを実施しています。

 この日はスマートフォンやタブレット端末を使い、乳牛を管理するシステム「ファームノート」を使った酪農教育の授業を見学しました(写真2)。学校関係者は、システムにより、牛の発情兆候や繁殖予定日、個体別の乳量が一目で分かることから「生産性の向上だけでなく、酪農現場での働き方改革にもつながる」と強調。「最先端のICT(情報通信技術)を使いこなし、農業の6次産業化に貢献できる人材を育成していきたい」と話していました。

 シャインマスカットの貯蔵庫(写真3)や調理実習室(写真4)、牛舎(写真5)なども見せてもらいました。昨秋の台風21号の爪痕の残る施設(写真6)もあり、改修を求めておきました。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6