大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

会派で勉強会&視察

4月26日(木) 晴れ

 午前中は府庁に講師をお招きしての勉強会、午後はこの4月にリニューアルしたばかりの府の施設にお伺いしました。

 勉強会はNPO法人環境防災総合政策研究機構環境・防災研究所の松尾一郎副所長が「タイムライン」についてお話をされました(写真1)。

 「いかなる災害も先を見越し、あらかじめ各組織の役割や行動を定め、合意しておくことがいざというときに命を守る、経済被害を最小化することにつながる」。タイムラインの考え方を簡単にまとめたものです。

 2012年10月、米国東海岸にハリケーン・サンディが上陸し、高潮被害によりニューヨーク州などで8兆円の損害をもたらしました。

 一方で、タイムラインがきちんと用意されていたため、ニューヨーク地下鉄は上陸1日前から全面運休し、浸水被害はあったものの最短2日で一部区間の運行を再開できました。また、お隣のニュージャージー州は上陸36時間前に州知事が住民に避難を呼びかけ、人的被害を減らすことができました。

 松尾氏によると、大阪府の場合①巨大台風による大阪湾沿岸の高潮②地震・津波③河川はんらん④局地豪雨による土砂災害、の4種類を用意する必要がある、とのことです。

 現在、大阪府域だと寝屋川流域で洪水災害を前提にしたタイムラインづくりが昨年度から始まっています。さらに、八尾、大東、東大阪の3市がそれぞれの市域向けにタイムラインづくりを今年度から始めます。地域住民のレベルまでしっかりこの考え方が共有される取り組みも必要となります。

 午後は府立環境農林水産総合研究所の生物多様性センター(寝屋川市)にお邪魔しました(写真2)。

 これまで府域の淡水魚の保護や研究に取り組む「水生生物センター」でしたが、新たに陸域の野生動植物の調査研究や外来生物の対策などの役割が増えたことに伴い、施設も新築しこの4月に生まれ変わりました。

 水槽には淀川水系で暮らす淡水魚が飼われています(写真3)。別の水槽には天然記念物のイタセンパラもいました(写真4)。

 かつて淡水魚の養殖池だったところをビオトープに作り替えています。ここにもイタセンパラの稚魚がいる、とのことで目を凝らして探しました(写真5)。

 平日の午前9時から午後5時まで見学可能です。実は約8700種の生物が暮らすという大阪の意外な一面を知るにはいい施設ですので、ぜひ一度お立ち寄りください。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

春4月 新たな舞台 その5(終)

4月9日(月) 曇りのち晴れ

 府立東淀川高校の入学式に出席しました。7クラス280人、「日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒」を受け入れており、今年は中国やフィリピン、ウクライナにルーツのある生徒たちも入学しました。

 校長はまず入学できたことに感謝を忘れてはならない、と話されました。さらに、小川国夫の短編小説「物と心」を通し、他人と比べるのではなく自分をしっかり見つめることの大切さなどを語り掛けていました。

 写真は新入生代表挨拶です。これからの3年間、高校生活を思う存分満喫し、大いに成長していってくださいね。


春4月 新たな舞台 その4

4月6日(金) くもり

 わが母校、市立木川南小学校の入学式に出席しました。今年の1年生は25人、6年生に手を引かれて入場してきました。6年生の方が多かったようで、6年生2人で1年生1人を連れてくる姿もありました(写真1)。

 この春着任したばかりの校長はぬいぐるみを使い、冗談を飛ばしながら1年生の緊張を解きほぐしていました(写真2)。相手の話をちゃんと最後まで聞く、相手に聞こえるよう大きな声で話す、との2点を1年生に呼びかけました。

 2年生が「子犬のマーチ」の歓迎演奏をしてくれました(写真3)。校歌の2番にあるように「並んで立った 若竹の すくすく伸びる 私たち」と、みんなで心も体も大きくなってくださいね。


写真1

写真2

写真3

春4月 新たな舞台 その3

4月5日(木) くもり

 淀川区医師会看護専門学校の入学式に出席しました(写真)。今年は准看護学科50人、看護学科48人が新たなスタートを切ります。校長は式辞で感謝の心を大切にすること、元気にあいさつすることなど看護師を目指すにあたって心がけるべき点をいくつか挙げておられました。

 校歌にもあるとおり「明日の白衣を夢見て」ぜひともがんばってください。


春4月 新たな舞台 その2

4月4日(水) 晴れ

 わが母校、市立十三中学校の入学式に出席しました。校長は①挑戦を恐れない②努力を惜しまない③仲間をつくる、との3つのメッセージを161人の新入生に贈りました。

 十三中学校には5つの小学校から生徒が集まってきます。新しい友人も多くできることでしょう。これから3年間、勉強にクラブに学校行事にと大いに若い力を発揮してください。楽しみにしています。

 写真はクラス担任や元気UPプロジェクトのボランティア紹介(写真1)と、美術部による歓迎の絵(写真2)です。


写真1

写真2

春4月 新たな舞台 その1

4月2日(月) 晴れ

 私の母校、府立北野高校の入学式に出席しました(写真1)。今年は男子198人、女子122人、計8クラス320人が入学しました。

 校長は式辞で合格者の自己PR書から印象に残ったものをいくつか紹介しました。「尊敬する母のような教師になりたい」「不治の病をなくす医師になりたい」「グローバルリーダーと言えばあの人、と言われる人になりたい」など、高校卒業後を見据えていることに驚かされました。

 「北野があなたをつくり、あなたが北野をつくる」。校長の式辞にあったとおり、大切な3年間です。新入生の皆さんのご活躍を大いに期待しております。

 正門わきに植えられている笹部桜も文字通り入学式に花を添えてくれました。(写真2)


写真1

写真2