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1月28日(日) くもりのち雨
雨のため1週間延期された第50回新春たこあげ大会が開かれました。
前半は小学生が手作りのたこをあげています。最初はうまくあがらず手間取っていましたが、時間が進むにつれ風が吹いてきてくれ、あちこちから歓声が聞こえてきました(写真1)。
後半は子ども会の指導者たちによる大だこあげです。まずは私も一緒に引っ張った西中島地域の大だこ(写真2)です。短時間とはいえ舞い上がってくれました。
もう1枚は実行委員会長賞を獲得した三国地域・三国中学校美術部の大だこ(写真3)です。デザイン、滞空時間とも文句なしでした。中学生たちが空を泳ぐ大だこをバックに記念写真を撮っていました。
その後、淀川区役所で開かれた第14回絵本展「ものがたりのちから」にお邪魔しました。今年は初めて区内の2つの専門学校が参加、学生たちがスクリーンにオリジナルの物語を映し出して読み聞かせをしたり(写真4)、アニメーションにセリフを合わせる「アフレコ」を実演してくれたりしました(写真5)。
私も子どもが小さかったころ、よく図書館で絵本を借りて読み聞かせをしていました。一人でも多くの子どもたちが本に触れあう楽しさを感じてくれるといいですね。
おまけの1枚。十二ひとえを着た転校生の少女「たかこ」が小学校に通う様子を描いた絵本です。なかなか面白いですよ(写真6)。
1月16、19日(火、金) 晴れ
この2日間で牛山久仁彦・明治大教授、赤井伸郎・大阪大大学院教授、野田遊・同志社大大学院教授、柏原誠・大阪経済大准教授の4人に「基礎自治体の機能強化」をテーマに質疑をしました。(写真)
牛山教授は平成の大合併が進められていた時に比べ、過疎化や人口減少が厳しくなっていると指摘し、地域資源の有効活用や展望づくりに府が支援すべき、との考えを示されました。
住民自治をどう強化したらよいか、と私が質問。牛山教授は既存の地縁団体が縮小しており、住民協議会といった新たな自治組織づくりを提案されました。手間がかかったとしても住民が参加することで行政改革が進む、とみています。
赤井教授は基礎自治体の規模や密度を維持する、との観点から合併、連携、コンパクトシティ化の3つの視点を提示されました。5年前と比べ、人口の分散が進んでおり、1人あたりの歳出も増えている、とのデータも示されました。
府の役割について住民理解を進めるにもガイドラインをつくり、こうすればよい、というものを示すこと、市町村合併は強制であってはならない、とご自身の考えを述べられました。
野田教授は市町村同士の「水平連携」だけでなく、市町村と都道府県による「垂直連携」も重要になる、とし、愛知県豊橋市を中心とする東三河地域の事例を紹介されました。財政基盤が決して豊かでない地域を副知事主導でビジョンをつくり、事業を進めているそうです。
諸外国に比べ日本は市町村の受け持つ事業が多すぎる、とも指摘、廃止や移管は決して悪くない、と述べられました。
府と2町1村が協議を進める南河内地域については、南河内地域の振興が府全体に貢献することになるシナリオを出せたらよい、広域自治体は市町村を維持する役割があるので、支援することのメリットを示したらよい、としました。
柏原准教授は「市町村合併は基礎自治体の機能強化の1つの選択肢」としたうえで①住民の意思をどう反映させるか②合併は究極の行政改革であり、後戻りがしにくいからこそ、メリット、デメリットを客観的に示し判断してもらう③どんな選択をしても支援するのが府の役割、と指摘されました。
もし府議会で条例をつくるなら①府の役割をどう規定するか②府議会も合併に関して実質的な審議をし、賛否を決めるべき、と述べられました。
私がここにまとめたのは2日間の質疑のごく一部です。すべては府議会HPで見ることができます。
http://www.gikai-chukei.jp/
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