大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

島根県庁で県立高校の魅力化を調査

7月30日(火) 晴れ

 会派視察で島根県庁を訪問、県立高校の魅力化の取り組みについてお聞きしました。(写真1,2)

 人口減少で県立高校を統廃合した結果、高校のなくなった地域の活力が低下した、との反省から、県は高校を残し、地域の核として活性化を目指しています。

 そこで、高校のある市町村や地元の企業、地域代表が集まり「高校魅力化コンソーシアム」を構成、社会に開かれた教育課程の実現と高校を核とした島根創生、に取り組んでいます。

 魅力ある高校とは何より生徒にとっての魅力、との考え方はその通りです。そのうえで保護者や教職員、地域社会の人々にとっても魅力ある高校づくりを目指す、との方向性を「県立高校魅力化ビジョン」は示しています。どう具体化されていくのか、注目です。


写真1

写真2

おおさかグローバル塾の前期成果発表会に出席

7月28日(日) 晴れ

 大阪府が運営する「おおさかグローバル塾」の前期成果発表会に出席しました。同塾は英語圏の大学への留学を目指す府内の高校生を対象にしたもので、今年で8年目です。

 塾生40人が5人ずつ8チームにわかれ、今夏の英・リーズ大学での研修の際、同大学の教員や学生を相手に発表する大阪の歴史や魅力、2025年大阪・関西万博などの内容を英語で説明してくれました(写真1、2、3)。時折カンニングペーパーに目をやる生徒もいましたが、どの塾生もしっかりと自分の担当した分野を立派に発表してくれました。

 リーズ大研修での発表について、何をするかテーマを言い渡されたのが2週間前だったそうで、限られた時間の中よく調べ上げ、英語での発表にこぎつけたものだと感心しました。

 私からは経験をもとに「このテーマは私が一番理解している、というぐらいの意気込みで発表してほしい」とアドバイスをしました。(写真4)

 最後は塾生はじめ関係者一同で記念撮影です(写真5)。10日間の短期研修ですが、塾生にとって実り多いものとなることを念願しております。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

OSAKA多文化共生フォーラム、大阪府公立高校進学フェアに出席

7月21日(日) くもり

 来春の高校進学を目指す中学3年生向けの催しに2つお邪魔しました。夏休み最初の日曜日、どちらも多くの生徒や保護者が集まり、関心の高さがうかがえました。

 午前中は外国にルーツを持つ生徒を対象にした「OSAKA多文化共生フォーラム」に出席しました。5年前にフィリピンから来日し、現在府立高校2年生の女子生徒が自らの体験を披露してくれました。外国出身者向けの特別入試で高校に進学し、日本語と母語を生かした外国人観光客向けの通訳ボランティアができるまでになっているそうです(写真1)。

 その後は中国語やフィリピノ語、タイ語など13の言語別のグループで大阪大学の留学生や大学院生、通訳の人たちと自由に話をしていました。年齢の近い留学生を相手に真剣に、時に楽しそうに話す生徒の姿があちこちにありました(写真2)。

 最後に中学生と留学生、大学院生が記念写真に納まりました(写真3)。生徒が楽しそうに帰っていく姿を見ていると、フォーラムを開いた成果があったのでは、と感じております。

 このフォーラムに関し、2018年10月12日の府議会教育常任委員会でロールモデルとなる先輩と接する機会を作ってほしい、と提案しました。府は「母国の言葉や文化に誇りを持ち、自尊感情を高めることができる」と開催に向け検討する趣旨の答弁をしています。

 午後は「大阪府公立高校進学フェア2020」に行きました。高校ごとのブースによっては通路まで人があふれ、人気の高さを見せてくれます。(写真4)

 12年度に始まったこのフェアは、1か所でいくつもの高校の説明を聞けるメリットを最大限に生かしてもらっているようです。

 また、工業、商業、農業など専門高校の生徒の作品展示やモノづくり体験ができる「産業教育フェア」も同じ会場内でありました。浴衣など作品展示(写真5)や、利き水ならぬ「利き氷」のコーナーなど各高校が趣向を凝らしていました。

 進学フェアについても、16年10月13日の府議会教育常任委員会で会場が手狭になっていることを指摘し、府は「抜本的な見直しをする」と答弁。17年からインテックス大阪に会場を移し、来場者も増加しています。

 おまけの2枚、わが母校、府立北野高校の説明ブース(写真6)と東大阪市立日新高校のマスコット、「ひにアラタ」(写真7)です。会場のどこかに府広報担当副知事「もずやん」が来ていたらしいのですが、見つけ損ねました。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

写真7

百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録

7月6日(土) 晴れ

 百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録されました。この日、アゼルバイジャンの首都バクーで開かれたユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会で決まりました。

 大阪府や堺市、藤井寺市、羽曳野市の関係者らがあべのハルカスの展望台に集まり、登録決定の瞬間を中継で見届けました。皆が歓声を上げ、大きな拍手で互いに喜び合いました。

 私は2015年10月の府議会本会議一般質問で百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺録に向け、多くの人に魅力を知ってもらうことが大切だ、との観点で取り上げました。府からはウオーキングイベントのコースに百舌鳥・古市古墳群を取り入れることや、子どもたち向けに遠足のモデルコースを設定する、などの答弁がありました。

 写真はパブリックビューイングの様子(写真1)、あべのハルカスのヘリポートでの記念撮影(写真2)、同じ会派の垣見大志朗、内海久子両府議と撮影したもの(写真3)です。


写真1

写真2

写真3