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第1期
8月20日(日) 晴れ
将来、英語圏の大学に進学を希望する生徒向けに質の高い英語や、入学手続きなど必要な準備を教える「おおさかグローバル塾」の短期留学報告会に出席しました。
受講生は7月31日から8月9日までの間、イギリス・リーズ大学で研修を受けてきました。男女1名ずつが報告者となり、大学での授業体験や、大阪万博に関する研究発表、クイズ大会などをしてきた様子を紹介してくれました。(写真1)
続いて50人の受講生が10チームに分かれ「大阪の未来図:最先端技術で社会課題を解決しよう」とのテーマの下、災害時の外国人支援やごみの減量、シャッター商店街の復活、など英語で発表しました。(写真2)
来賓全員に講評する機会がありました。私からも1か月前の成果発表会から大きく成長したことや、短期留学で自らの英語力がどの程度かよくわかったのでは、などお伝えしました。(写真3)
最後に受講生とそろって記念写真に納まりました(写真4)。来年2月までグローバル塾の講座があり、3月に修了証書授与式を迎えます。その時は受講生の成果発表もあります。皆さんがさらに成長していることを楽しみにしています。
8月6日(日) 晴れ
「ツーリストシップ」という耳慣れない言葉をテーマにした講演会が京都大学(京都市左京区)であり、私も出席しました。(写真1)
スポーツマンシップという言葉は皆さん、おなじみのことでしょう。例えばオリンピックで勝負には全力を尽くし、終われば勝敗を超えて互いの健闘をたたえ合う、このようなシーンをたびたび目にしてきました。
では、ツーリストシップとは何を指すのでしょうか? 簡単に言えばスポーツマンシップの旅行者版、ということになります。
講演会は髙井典子・神奈川大学教授のあいさつで始まりました。誰もが旅に出たらツーリスト(旅行者)ですが、普段は自分の暮らす街の住民です。「旅行者と住民に信頼関係ができればよい社会になっていく」と指摘されました。
続いて「町家と宇宙とメタバース」をテーマにしたパネル討論がありました。落語の三題噺のようなテーマ設定ですが、非日常を体験するのが旅の面白さ、自然な形で触れあることで旅行者と地元住民、旅行者同士の交流ができる、メタバース内なら言葉の壁も乗り越えられる、など様々に議論が展開しました。(写真2)
さらに、ツーリストシップを提唱する(一社)ツーリストシップ代表理事の田中千恵子さんが登壇しました。京大3年生の時に観光客が街に殺到する「オーバーツーリズム」、観光公害という課題に向き合い始めたそうです。(写真3)
せっかくやってきたんだからもてなされて当然、という観光客に対し、住民が優先されて当たり前、と対立していては破綻してしまう。寄り添うことはできないか、との観点から生まれたのがツーリストシップでした。
今まで観光地でなかった場所に突然人が集まるようになった、ということが現実に起きています。オーバーツーリズムは決して他人ごとではない、と感じています。
「自分一人が楽しめればいいという旅行」から「みんなで楽しむ旅行」、「行けば行くほど旅先を消費する旅」から「行けば行くほど旅先を豊かにする旅」へ。ツーリストシップの考え方の理解者を増やしたいですね。
おまけの1枚。会場となった京都大学百周年記念ホールです。(写真4)
8月3日(木) 晴れ
公明党大阪府議会議員団(肥後洋一朗幹事長)は吉村洋文知事に「府政の施策ならびに行財政運営に関する要望書」を提出しました。(写真)
肥後幹事長らは地方創生臨時交付金を活用した物価高騰対策について、特に物価高の影響を強く受けている生活困窮者や社会福祉施設の従事者への経済的負担の軽減を要望しました。
2025年大阪・関西万博は「海外パビリオンの建設準備が遅れている」と指摘し、建設業や運輸業に対する人材の確保や資金面での支援を求めました。
府が検討している私立高校等の授業料無償化の新制度が不十分で、私立高校関係団体から「知事の思いがわからない」といった声を受けているとし、府と私立学校の間で十分に協議するよう強く要請しました。
吉村知事は「公明党の総意を重く受け止め、府政に反映していく」と答えました。