第5期
第4期
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
第3期
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
第2期
2014年
2013年
2012年
2011年
第1期
10月20日(火) 晴れ
会派で万博記念公園内に完成した市立吹田サッカースタジアムを視察しました。来シーズンからJリーグ、ガンバ大阪が本拠地として使います。4万人収容のスタジアムの最大の特徴は客席とピッチの近さです(写真1)。ある新聞記事によると、横浜F・マリノスが使う日産スタジアムの客席部分を除いたフィールドやトラックなどの面積に吹田スタジアムの建物全体が収まるそうです。
私たちが訪れた時はピッチに芝生を植える作業が進められていました。行政の資金に頼らず、民間からの寄付などで立てられた全国でも珍しい事例です。大いに熱戦を繰り広げ、大阪を元気にしてほしいですね。私も記念に1枚(写真2)。
10月14日(火) 晴れ
この日は①発達障がい者の就業支援②おおさかUIJターン促進事業③大阪名物商品販売事業④政府機関の誘致⑤大阪府立産業技術総合研究所と大阪市立工業研究所の統合⑥地方版政労使会議の開催、について質疑、質問をしました。(写真)
①について、OSAKAしごとフィールドでこれまでの事例をもとに有効な就業支援の手法を検討する、とのことです。本人や家族、その人を雇う企業の満足度の向上を目指します。
②は東京圏の人材を大阪の中小企業で働いてもらうのが狙いです。東京での就職セミナーや、大阪と中継を結んでの企業説明会などがすでに開かれています。
③はインターネットによる通信販売サイトや、百貨店での催事を通して大阪の名産品を売り込むのが狙いです。当初見込みより売れていない現状に対し、広報宣伝や販路拡大に力を入れるよう指摘しました。
④は工業所有権情報・研修館を取り上げました。特許をはじめとする知的財産権を新たに取得しようとする際に企業の相談・支援にあたる機関です。大阪の中小企業が外国企業と競争する上で知的財産権をどう守り、使うかが大事になります。この機関が大阪にあることでより支援が速く進むことを望みます。
⑤はすでに府議会で2回、市会で3回否決された案件です。中小企業支援を強化するといっても本当に統合した方がいいのか、疑問が残るため取り上げました。
⑥は政府、労働界、経済界の代表で構成する「政労使会議」を大阪の当事者間で開くべきだ、との提案です。この質疑の後、大阪労働局や大阪府・市、堺市、経済界や労働組合の代表が集まって11月12日に1回目の会議を開くことが決まりました。
この日の様子は府議会HPで見ることができます。アドレスはこちら。平成27年→9月→商工労働常任と選んでください。
10月9日(金) 晴れ
1年半ぶりに府議会本会議で一般質問に立ちました(写真1)。今回は①グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)②スーパーイングリッシュティーチャー(SET)③百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録④日本遺産認定の推進⑤アーツカウンシル⑥北陸新幹線の大阪延伸⑦新大阪・大阪の一体化、の7項目を取り上げました。
①は文理学科を設置している府立10高校のことです。一部で教員の学校経営に対する参画意識に課題がある、と外部有識者会議が指摘していたため、改善を求めました。府は校長のリーダーシップのもと、組織的に教育活動に取り組めるよう教育委員会が支援していく、とのことでした。
②は今年度に府立10高校、来年度に7高校配置するもので、教員免許の有無にかかわらず英語力の高い人材を任期付きで府が採用しました。私は2つの高校でSETの授業を実際に見学し、内容の濃さを実感してきました(写真2、3)。今後、府教育センターのホームページでSETの授業を動画配信するなどノウハウの共有を進めてくれます。
③は府や堺市、藤井寺市、羽曳野市が連携し、まずは来年の国内推薦を得るべく取り組みを進めています。より多くの人に古墳群を現地でみてもらい、興味・関心を持つ人を増やしてほしい、との観点で子どもたちの遠足地になるよう府から市町村に働きかけるべきと質問。府教育委員会から市町村教育委員会に古墳群の魅力やモデルコースなどを伝えるとの答弁がありました。
④は地域の歴史的魅力や特色を通して日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定したものです。府内には全国5位の785件の国指定の有形・無形の文化財があり、秘めた可能性は大きいはずです。複数の市町村にまたがる場合は府が申請できるため、具体的な候補を掘り起こし、積極的に取り組むとのことでした。
⑤は文化芸術の専門家が大阪府・市の文化事業の評価・審査をするものです。府は事業評価だけでなく、豊かな文化資源をさらに発展させるけん引役を果たしてもらいたいとし、文化の力が大阪に根付き、都市の活力につなげるとのことでした。
⑥は北陸新幹線のフル規格による大阪までの早期全線開業に府もしっかり国に働きかけていきます。⑦は新大阪駅と大阪駅の一体化を進めるため、大阪―新大阪―淡路間の連絡鉄道の取り組みを府が進めていくとの答弁がありました。
この日の一般質問の様子は府議会HPでみることができます。アドレスはこちら。