第5期
第4期
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2011年
第1期
6月30日(月) 晴れ
会派の有志議員で兵庫県庁を訪問し、県職員と2つのテーマで意見交換をしました。(写真1)
一つは幼稚園と保育所の機能を合わせ持つ「認定こども園」についてです。ことし4月1日現在で兵庫県に118か所の認定こども園があり、全国最多となっています。
県は条例で独自の設置基準や運営費の補助制度をつくり、幼稚園や保育所から認定こども園への移行を促しています。待機児童の解消を狙う都市部、幼稚園、保育所が単独で存在することが難しい町村部で事情が異なるとはいえ、認定こども園は課題解決の有効な手段となりえます。今後、認定こども園の倍増を目指すとのことです。
もう一つは婚活支援の取り組みです。(公財)兵庫県青少年本部が運営する「ひょうご出会いサポートセンター」は県内10か所の拠点があり、県内在住、在勤、在学の独身者を対象にお見合いや出会いの場を提供しています。
お伺いした日はちょうどお休みでしたので、中を見学させてもらいました(写真2)。一人でも多くの人が人生の伴侶に巡り合えることをお祈りしております。
6月23日(月) 晴れ
会派の有志議員で豊中市、吹田市を視察しました。
まず豊中市で2か所の認定こども園にお邪魔しました。1か所目は「あけぼの幼稚園・あけぼのっこ保育園」(写真1)、2か所目は「神童幼稚園・キスポートしんどう」(写真2)です。同じ敷地に幼稚園と保育所があり、園庭や給食室などを共用しています。
元気よく園庭を走り回ったり、みんなでお遊戯したりといった姿を見ていると自然と和みます。
国は平成27年度から「子ども・子育て支援新制度」を始めます。その大きな柱の一つが認定こども園です。幼稚園の教育と保育所の保育の機能を合わせ持つのが特長で、国は既存の幼稚園や保育所からの移行を後押ししています。
ただ、現実は国や府、市町村からの補助金の問題など私立幼稚園の経営者には気がかりな点が多く残っているようです。
このあたりは豊中市の幹部と意見交換をした時にも話題に上りました(写真3)。いわゆる保育所の待機児童の解消に向けた取り組みも絡んでおり、国、府、市町村といった「公」と私立幼稚園や民間保育所の経営者はじめ「民」の役割分担、連携がそれぞれの現場で問われることになります。まず「子どもたちのため」を見失わないようにします。
午後は吹田市の府立千里高校を訪れました。高い英語力の習得などを目指す国際文化科と自ら情報を集め、科学的に探究する総合科学科の2学科があります。
この日は1年生の英語の授業を見学しました。タブレット端末を使った英文速読の練習や、アメリカのオバマ大統領の実際の演説を聞いて単語を聞き取る練習などをしていました(写真4)。校内は無線LANが飛んでおり、生徒は教材をダウンロードして使います。私の高校時代にこんなものがあれば、とうらやましく思いました。
話に聞くだけでなく、実際に見てこそわかることがあります。これからもあちこち出かけて政策立案につなげていきます。
6月9日(月) 晴れ
会派の有志議員で大阪市西淀川区、吹田市を視察しました。
西淀川区は国道43号線の中島大橋付近で地盤改良工事をしている現場に伺いました(写真1)。府は大阪湾の満潮時に南海トラフ大地震が起きるとこの周辺は地盤が液状化して防潮堤が崩れ、10分以内に浸水してしまう、との被害予測を公表しています。
このため、府は遅くとも平成30年度までの5年間で防潮堤の土台となる地盤の改良を終えるべく、工事を進めています。液状化を防ぐための薬剤を注入する機械が働いていました(写真2)。
吹田市は万博記念公園を訪れました。独立行政法人日本万国博覧会記念機構が今年3月末で解散したため、4月から府が公園の管理・運営をしています。
この日は太陽の塔の内部を見学しました(写真3、4)。昭和45(1970)年当時の姿を知る人からは生命の樹を見て「懐かしい」との声が。私は当時1歳、家族で万博に来た証拠写真は残っていますが、まったく記憶にありません。
府は塔の耐震補強やエスカレーターを撤去して階段に付け替えるなどの工事をして、平成29年3月をめどに一般公開する方針です。その時はまた見にきたいですね。
最後にエキスポランド跡地にできる商業施設とガンバ大阪の新スタジアムの工事の様子を見ました(写真5)。写真の手前側に商業施設が平成27年夏、奥のクレーンが見えるところに新スタジアムが同年秋にできる予定です。こちらも楽しみですね。
6月2日(月) 晴れ
会派の有志議員で大阪府千早赤阪村、河南町、羽曳野市を訪問しました。
千早赤阪村で土砂くずれを防ぐためのえん堤工事の現場を視察しました(写真1)。工事にあたっては地域の人たちにどこが危険な場所かを理解してもらうためのワークショップを何度も開いたそうです。現場は集落の中心部から歩いて数分、一日も早い工事の完成を願っております。
河南町は障がい者雇用と遊休農地の活用を目的としたクボタの特例子会社「クボタサンベジファーム」にお邪魔しました(写真2)。ビニールハウスの中で水耕栽培により小松菜や水菜などの葉物野菜を生産しています。収穫した野菜はクボタの社員食堂や近隣のスーパーマーケットに出荷されています。
羽曳野市は大阪府立環境農林水産総合研究所を訪れました。大阪で生産された農水産物「大阪産(もん)」を使った食品を試食したり、同研究所が開発したブドウの新品種の生育状況を見せてもらったりしました(写真3、4)。新品種のブドウが市場に出回るまではまだ数年かかるそうですが、今から楽しみです。
大阪市内に住んでいると気づかない大阪府の様々な課題や可能性を見せてもらい、充実した一日となりました。