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第1期
5月23日(木) 晴れ
1996(平成8)年11月に開館したワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)が5月25日にリニューアルオープンするのに先立ち、内覧会があり出席しました。
前年度、文化行政を審議する府民文化常任委員会で私もワッハ上方について質疑をした関係上、どのようなものになったのか、興味深く拝見しました。従来の施設より小さくなってしまいましたが、府の役割として位置付けている資料の収集、保存、展示活用にはしっかりと取り組んでいってほしいですね。
ここでしか見ることのできない昔のテレビ番組や落語家、漫才師の映像もあります。大阪のお笑いが大好きな人はぜひ一度覗きに行かれることをお勧めします。ワッハ上方のHPはこちら。
写真はビデオ視聴用のブースです。
5月22日(水) 晴れ
4月26日にまちびらきした「グランフロント大阪」を公明党府議団で視察しました。連日賑わっており、開業から1カ月で761万人が訪れたそうです。
この日はうめきた広場、研究施設の集まるナレッジキャピタルなどを案内してもらいました。研究者やビジネスマン、観光客らが行きかう拠点となり、大阪・関西を元気にする起爆剤となってほしいですね。
写真は屋外で説明を聴いている様子(写真1)と、館内にあるうめきたの模型(写真2)です。
5月18日(土) 曇り
大阪弁護士会主催の「スポーツ指導における体罰」と題した研修会に出席しました。
金沢星陵大学特任教授で星陵高校野球部名誉監督の山下智茂氏、静岡文化芸術大学准教授でバルセロナ五輪柔道銀メダリストの溝口紀子氏、中京大学教授の近藤良享氏の基調講演の後、3氏によるパネル討論がありました。
スポーツ指導に体罰はつきもの、との意見に対し各氏は自らの体験を踏まえ、このような発言がありました。
近藤氏は「たたかなくても一流になれる」と体罰を否定したうえで、選手の成長を長い目で見ることが大切、と強調していました。
溝口氏は「今までよかったのに、はもう受け入れられない。連鎖を止めることが大切」と訴えていました。
山下氏は「若いころは体罰をしていたが、『愛のむち』以外にやることはある。体罰をしなくても指導できると甲子園塾(高校野球指導者向けの勉強会)で訴えている」とのことでした。
悲しい出来事を繰り返させないためにも、指導者の意識改革は当然として、被害者の声をどう受け止め、事態を改善させるのか、「よってたかって」解決策を探っていくしかない、と痛感しました。
写真はパネル討論の様子です。
5月8日(水) 晴れ
この3月に府庁新別館北館に移転した「大阪府防災センター」を視察しました。これまで府庁別館7階にありましたが、手狭なうえに非常用の電源がないなどの問題があったため、わが会派も施設整備を求めていました。
床面積は1070平方メートルだった旧センターに比べ3倍以上の3600平方メートルに拡大。1階は関係者が一堂に会せる「災害対策本部会議室」(写真1)があり、同じフロアで警察や消防、自衛隊などの指揮所が設置できる部屋も用意しています。
2階には大型ディスプレーや情報機器を備えた「府防災センター」ができました(写真2、3)。災害現場からの情報はここに集約され、連絡調整がなされます。72時間対応可能な自家発電装置や、7日分以上の飲料水を確保しています。
大災害は起きないに越したことはありませんが、もしものとき、救出や復旧作業を迅速に進めるためには施設だけでなく、それらを使う人たちも大事です。過去の大規模災害の経験と反省を踏まえ、府民の安全・安心につなげてもらうことを願っています。