大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

会派で兵庫県養父市を視察

8月9日(水) 晴れ

 会派で国家戦略特区を活用し農業振興に取り組む兵庫県養父市を視察しました。

 まずはオリックス農業の野菜工場を訪れました(写真1)。廃校になった小学校の体育館を再利用し、屋内でレタスなどの葉物野菜を生産しています(写真2)。

 出荷先の確保や生産高の安定など初期の苦労を乗り越え、経営は安定してきたとのことです。大阪方面に進出している某生活協同組合にも出荷しているそうですので、気づかないうちに食べているかもしれませんね。

 午後は養父市役所にお邪魔しました(写真3)。中山間地に位置し、人口の高齢化や耕作放棄地の増加などの悩みを抱えています。特区制度を生かし、これまでに13法人が進出、27.2ヘクタールで農業を営んでいます。

 せっかくの特区をどう使うか、地域の特色をどう大都市にアピールするか、知恵を絞る余地はまだありそうです。


写真1

写真2

写真3

公明党府議団で知事に政策要望

8月7日(月) 雨

 公明党大阪府議会議員団が大阪市中央区の大阪府庁で松井一郎府知事に会い、府政の施策ならびに行財政運営に関して要望しました。(写真)

 こちらからは国が基本方針を示した国立健康・栄養研究所の府への全面移転を進める支援体制の構築?府を挙げての総合的な結婚支援策の充実、若者に普及するLINEなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した「いじめの相談体制」の開設、2025年日本万国博覧会(大阪万博)誘致実現へ機運醸成の取り組み――などを要請しました。

 松井知事は、国立健康・栄養研究所移転について、「大阪の成長を担う機関であり、きちんと話をまとめたい」と回答。結婚支援策では「支援は必要。コストをかける中身を検討したい」と応じた。SNSを使ったいじめ相談に関しては「課題を整理してやるべきことをやっていきたい」と意欲的な姿勢を示す一方、万博誘致に対しては「大阪だけでなく日本経済全体の起爆剤になることを訴え、関係機と協力して臨む」と述べました。


 

万博誘致で東京視察

8月3、4日(月、火) くもり

 2025年の国際博覧会の大阪誘致に関連し、東京の関係機関を訪問しました。

 まずは万博誘致委員会事務局で概要説明を受け、意見交換をしました(写真1)。業界団体やメディア向けの宣伝活動や、商社などを通して外国へ働きかけるなどの取り組みをしています。

 続いて万博誘致の中枢部、経済産業省にお伺いしました(写真2)。ライバルのパリは支持率が高いという現実もあり、誘致に向けては地元や関西の盛り上げが大事になります。また、会場予定地の夢洲は何もない状態ですが、立ち退きや環境破壊などの問題が少ないのではないか、とのことでした。

 この日はちょうど「こども霞が関見学デー」にあたっており、経産省には万博誘致のブースもありました。2005年愛・地球博のキャラクター、モリゾーとキッコロがいました(写真3)。

 翌日は(独法)国際協力機構(JICA)にお邪魔しました。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向けた取り組みや、関連の展示を見学しました(写真4)。

 午後は東京都庁で安藤立美副知事にお会いしました(写真5)。万博の大阪誘致や「私の考える万博絵画展」へ都の支援をお願いしました。副知事からは「前回も東京五輪の後に大阪万博があった。ぜひ今回もそうなりますように」と応援をいただきました。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5