第5期
第4期
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
第3期
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
第2期
2014年
2013年
2012年
2011年
第1期
3月28,29日(木、金) 曇り時々晴れ
会派の総務・府民文化部会で高知県四万十町、高知市を視察しました。
四万十町は「海洋堂ホビー館四万十」(写真1)を訪れました。世界的に有名な海洋堂(本社・門真市)が世に送り出してきた恐竜や人気アニメのキャラクターなどの精巧なフィギュア約1万5000点を展示しています(写真2)。
人口減少で廃校になった山間部の小学校を改装して平成23年7月に開館しました。高知空港からだと車で1時間半ほどかかる不便な場所にあるにもかかわらず、すでに国内外から14万人以上が訪れています。
うち4割が県外からの訪問者といい、今年2月には同町内の「海洋堂かっぱ館」と合わせ、県地域活性化大賞を受賞するなど、注目されています。「ここにしかない」魅力づくりの取り組みに興味をひかれました。
高知市は県庁を訪問、①南海トラフ巨大地震と津波対策②県庁舎の耐震レトロフィット工事、についてお話を伺いました。(写真3)
①に関し、すでに津波避難場所の高さなどを再点検し、避難方法についてのガイドラインを近く公表するほか、市町村を通し自主防災組織や避難タワーなどの整備を進めています。
②は耐震強度の劣っていた県庁舎本館の建物の下に揺れを小さくする免震装置(写真4)を取り付けた、というものです。工事中はもちろん騒音や振動がありましたが、何とか建物内で執務していたそうです。大阪府庁本館も25年度から同様の工事にとりかかるため、気になるところです。
何事も実際に現地に足を運んで話を聴き、自分の目で見て考える、この作業を大事にしていきたいと考えています。
3月19日(火) 晴れ
昨日の春の嵐とは打って変わって好天に恵まれたこの日、市立木川小学校の卒業式に出席しました。
2クラス77人の卒業生の名前が一人ずつ読み上げられ、壇上で卒業証書を受け取ります(写真1)。どの子の表情からも緊張がうかがえます。
校長先生は「今日が小学校最後の授業です」と前置きし、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中信弥・京大教授の言葉を引いて挑戦することの大切さを話してくれました。また、両親や周りの人たちへの感謝の心を忘れないように、との話がありました。
卒業生たちは皆で6年間の思い出を振り返る「別れのことば」を述べ、定番ソングとなった「旅立ちの日に」を合唱しました。(写真2)
4月からは中学生、一人一人が可能性を大きく開いていくことを願っています。
3月13日(水) 晴れ
大阪市立新高幼稚園の保育修了式に出席しました。49人の卒園児が一人ずつ名前を読み上げられ、元気よく返事をした子どもたちが園長先生から修了証書を受け取ります(写真1)。
その後、「お弁当をありがとう」「お迎えありがとう」など、卒園児たちはお礼を言ってお母さんに証書を預けます。満面の笑みを浮かべる人、頭を優しくなでる人、抱きしめる人、それぞれにわが子の成長を喜んでおられました。
PTA会長の「さびしくなったら先生やお友達、そして私の顔を思い出してください」の祝辞にどこからか「はい」とかわいい声が。思わず和んでしまいました。
卒園児が年少組にお別れの言葉を全員で話しているときには、ハンカチで目頭を押さえるお母さんたちの姿があちこちに見えました(写真2)。皆さんランドセルの似合う「かっこいい1年生」になってくださいね。
もう1枚、幼稚園のフェンスにかけられた手作りのお祝いの飾り付け、花も満開で見事でした。(写真3)
3月12日(火) 晴れ
今回は①大阪観光局②アーツカウンシル③ワッハ上方の今後④文化を通じた次世代育成⑤ソーシャルメディアを活用した府政情報の発信⑥ピースおおさかの展示リニューアル⑦大阪マラソン⑧御堂筋kappo⑨御堂筋イルミネーション、について1時間の持ち時間をすべて使い、質疑をしました。
①は民間からプロを招き、大阪の観光振興に取り組む組織で、この4月から始まります。府として観光局の取り組みをきちんと指導、監督するよう求めました。
②は大阪の文化施策を協議、決定する有識者会議です。他都市も注目しており、大阪の文化振興に寄与するものにする、との答弁がありました。
③は平成25、26年度の2年間、引き続き吉本興業グループが指定管理者となる条例案が提出されています。大学や府内市町村などとも連携し、積極的に収集使用の活用にあたるとのことでした。
④は府の「芸術文化振興補助金」や「輝け!子どもパフォーマー事業」などの現状を問いました。イベント来場者の満足度はいずれも高いとのことで、評価すべきと考えます。
⑤は府の公式フェースブック、ツイッター、ブログの活用状況を聴きました。書き込まれたコメントは府政情報室がすべて確認しており、参考とすべきものは府庁内にフィードバックしているとのことです。
⑥は平成26年度の完成を目指し、「大阪中心」「子ども目線」で新たな展示内容を検討しています。また、太平洋戦争の記憶を次世代に伝える「語り継ぎ部」と名付けた人たちの連携を進め、府民により親しまれる施設にしていくとの答弁がありました。
⑦は過去2回とも応募倍率は5倍を超す人気があったとのことです。マラソン当日だけでなく、前夜祭などのイベントと合わせ、大阪を盛り上げていきたいとの答弁がありました。
⑧はこれまで10月開催でしたが、今年は5月12日に「御堂筋フェスタ」と合わせて開催されます。可能な限り一体感を出せるようにしたい、とのことです。
⑨は中之島で開かれる「OSAKA光のルネサンス」と一体化したことで、より効果的な宣伝ができた、との答弁がありました。25年度も中之島、御堂筋が一体となるよう企画・運営手法を検討するとのことです。
この日の質疑は府議会HPで見ることができます。アドレスはこちら。画面左のサイドバーより「府民文化常任」を選んでください。
3月11日(月) 晴れ
東日本大震災から2年を迎えたこの日、大阪府が管理する尻無川水門(大阪市港区、大正区)を遠隔操作で閉鎖する訓練があり、西大阪治水事務所(同西区)でその様子を視察しました。
これまでは操作を熟知した職員が水門に出向き、21のボタンを順に押す必要がありました。台風による高潮を防ぐのが目的の水門だったので、天気予報を見ながら早めの対応が可能でしたが、地震と津波は予測不能です。
東日本大震災の時は、水門や防潮扉を閉鎖するために現地に向かった自治体職員や消防団員らが津波にのまれ命を落とした、という悲しい出来事がいくつもありました。同じ悲劇を繰り返さないように、水門を遠隔操作で閉鎖できるように改修すべきだとわが会派も府議会で訴えてきました。
この改修でパソコン画面の指示に従えば、だれでも直線距離で2キロ離れた水門を閉めることができます。初めての訓練ということもあり、小河副知事が操作をしました。(写真1)
尻無川のほか合わせて6基の水門が遠隔操作できるようになり、津波対策が一歩前進しました。今後は衛星通信回線でも操作ができるように整備します。いつ起こるか分からない大規模災害への備え、引き続き取り組んでいきます。
もう1枚の写真は遠隔操作で完全に閉鎖された尻無川水門です。(写真2)
改めて、東日本大震災の被災者の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
3月1日(金)、6日(水) 晴れ
1日に私の母校でもある府立北野高校、6日に府立東淀川高校の卒業式に出席しました。
同じ卒業式でも学校により違いがあります。4人の教諭が分担し、卒業生を一人ずつ50音順で呼んでいくのが北野高校、クラスごとに担任教諭が一人ずつ呼んでいくのが東淀川高校でした。学校のカラーが細かなところにも表れます。かかった時間も北野高校が約45分だったのに対し、東淀川高校は1時間半ほどでした。
一方で、閉式後はどちらも卒業生を出席者全員の温かい拍手で送り出しました。それぞれ進む道は異なると思いますが、3年間を共に過ごした仲間をいつまでも大切にしてほしいですね。
写真は北野高校より記念写真を撮る卒業生と保護者(写真1)、東淀川高校より卒業生全員でオリジナルの卒業ソング「また、この場所で。」を歌う様子(写真2)です。この曲は女子生徒が作詞をし、教諭が作曲、タイトルは生徒に公募して決めたそうです。会場を温かい空気で包んでくれました。
3月2日(土) 晴れ
淀川区医師会看護専門学校の卒業式に出席しました。准看護学科、看護学科の所定の課程を終えた人たちの年齢層は20代から50代まで様々です。ご主人や子供さんと思しき顔も家族席にありました。
私の親戚にも看護師が何人かおります。それぞれの立場で仕事をしている姿に頭の下がる思いです。この日卒業された皆様も、職場でなくてはならない存在になられることをお祈りいたします。