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2月5日(金) 晴れ
離れた高校をオンラインで結び、日本語の補習をする取り組みを視察しました。
この日は日本語指導の必要な帰国生徒・外国人生徒の受け入れで実績のある門真なみはや高校(門真市)の教員が、大阪府教育センター付属高校(大阪市住吉区)に通う生徒に1対1で日本語を教えていました。(写真1、2)
テキストは日本語能力試験N1、最も難しいレベルを想定したものです。「しみじみ」「どしどし」と同じ意味を持つ言葉を選ばせたり、単語を並べ替えて正確な文章を作らせたりと、手ごわい問題が並んでいました。
一口に「日本語支援教育」といっても、生徒の日本語の能力はまちまちで、1人の教員が複数の生徒を同じテキストを使って一度に教えることは難しいといいます。
この数年、日本語支援教育が必要な生徒は増えています。受け入れ実績のある学校のノウハウをどう広げていくか、現場での取り組みを後押ししていく必要があると考えます。
おまけの2枚、門真なみはや高校ならではの部活動「多文化交流部」の生徒の作品が展示してありました。イタリア、中国、ペルーとそれぞれにルーツのある生徒たちが作ったものです。(写真3、4)