大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

中学生向けのキャリア教育授業を見学

1月28日(金) 晴れ

 わが母校、大阪市立十三中学校の2年生を対象にしたキャリア教育の授業を見学しました。

 この日は小林製薬㈱の広報担当の方が「熱さまシート」を通して自社の製品開発や販売の方針などについて話をされました。皆様もご存じの通り、同社の製品は名前が覚えやすいのも売りの一つです。

 また、毎年全社員が参加して新製品のアイデアコンテストを開いているそうです。同社のキャッチコピー「あったらいいなをカタチにする」裏側にはこのような積み重ねがあるのですね。

 生徒たちからは①学生時代になりたかった職業は②なぜこの会社を選んだのか③会社に入って面白いことは、などの質問がありました。

 体育教師になりたかった、給料などの待遇で男女差がなかった、人から「ありがとう」と言われるのが何よりうれしい、など具体例を通し、中学生もわかるよう丁寧に答えられていました。

 驚いたのは採用の際、いったんは不合格の連絡を受けたにもかかわらず、ぜひともこの会社に入りたいと粘り、次に会社に呼ばれたらいきなり社長面接で採用を勝ち取った、とのことでした。あきらめないことの大切さを強調されていました。

 時間の過ぎるのも忘れ、生徒たちも熱心に見入っていました。オンライン学習とはいえ、社会の第一線で活躍する方のお話を直接聞けたことで、普段の授業とは違う学び、刺激があったのではないでしょうか。

 「皆さんはかけがえのない存在。誰もが必ず自分だけの価値を持っています。じっくり自分を観察して自分だけの価値を見つけ、磨き輝いて!」とのメッセージ、生徒たちに届いてほしいですね。(写真1)

 この授業の実現に当たっては大阪府の「公民戦略連携デスク」に中学校と企業の橋渡しなどで大変にお世話になりました。ありがとうございました。

 おまけの2枚、校訓(写真2)と私が通ったころからある校舎(写真3)です。


写真1

写真2

写真3

府立生野支援学校を視察

1月14日(金) 晴れ

 わが会派の有志議員と浮島智子衆院議員で大阪府立生野支援学校(大阪市生野区)にお伺いしました。(写真1)

 同校は1967年創立で、今年度は知的障がいのある小中高校生376人が在籍しています。

 創立以来の校舎は半世紀以上が過ぎたため老朽化が目立つ(写真2、3)ほか、教職員の作業場所や教材等の収納場所が不足しています。府は老朽化や過密化を解消すべく、国に財政支援を要望しました。

 おまけの1枚、高校生の教室で見つけたクラス目標です。「初恋のように思い出に残るクラス」「明るく元気に過ごす」「協力し合い自分らしく楽しく学校生活を送る」(写真4)。もう1年が終わろうとしています。どうだったのでしょうね。


写真1

写真2

写真3

写真4

公明党府議団で知事に政策要望

1月12日(水) 晴れ

 公明党大阪府議会議員団(肥後洋一朗幹事長)は吉村洋文知事に2022年度の施策ならびに予算編成に関する要望書を提出しました。(写真1)

 席上、肥後幹事長らは新型コロナウイルス感染が今年に入って急拡大している状況を踏まえ、医療提供体制を引き続き充実するよう求めました。また、ワクチンの円滑な3回目の接種、コロナ禍で傷ついた社会経済活動や府民生活への支援を訴えました。(写真2)

 このほか、①2025年大阪・関西万博の参加国・国際機関誘致の強化②ヤングケアラーへの支援③今年3月末に期限を迎える女性支援事業の継続④文化芸術活動への支援⑤リニア中央新幹線の全線、北陸新幹線の敦賀―新大阪間の早期開業⑥バリアフリー情報の提供、などを要望しました。

 吉村知事は「内容を十分に検討し、府政運営に生かしていく」と応じました。


写真1

写真2