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第1期
1月19日(木) 晴れ
会派の有志議員で八王子市立高尾山学園を視察しました。(写真1)
同学園は2004年4月「不登校児童・生徒のための体験型学校特区」の認定を受け開校しました。その後、省令改正などがあり、特区によらない不登校特例校になりました。現在、小学校4年生から中学校3年生までの111人が在籍しています。
状況に応じ一人ひとりの心の安定を図り、適切な学習支援と集団生活の中で人間関係をよりよく保つ力を養う、生きることへの自信(基礎学力と社会性)を身に着けることを目的としています。
八王子市内の小中学校で不登校になった児童・生徒が転入を希望する場合、まずは同じ敷地内にある適応指導教室「やまゆり教室」に通います。学校に通いたいという気持ちが高まれば高尾山学園で3段階の体験をし、一定時間以上の参加を経て転入学となります。
ほぼ毎月転入学を受け入れるため、年度当初より年度末の方が児童・生徒が多くなるとのことです。
朝は9時半始業、9時55分から1時間目が始まります。午前中に45分×3コマ、午後から45分×2コマの授業枠があります。中2、3年生は個別学習と一斉授業の2つのコースに分かれます。授業についていけない、と感じた児童・生徒は途中でも教室を出て「プレイルーム」に行ってよいことになっています。
2013年に着任した民間出身の黒沢正明校長は3代目で、通年での転入受け入れや市教育委員会と連携した適応指導教室の設置、地域との交流などを進めてきました。敷地の片隅には畑があり(写真2)、生徒たちは地域の人と一緒に農作業を体験しています。
校舎内の壁には様々な掲示物がありました。校外学習で生徒たちが地域を訪ね歩いたときの様子をまとめたもの(写真3)、写真をもとに点の密度を変えて描いた「点描画」(写真4)、八王子市出身の有名人(写真5)などです。
不登校の児童・生徒を対象とした民間のフリースクールもあります。黒沢校長は「八王子市立の学校だからこそ、中学校卒業後の進路にも責任を持っている」と強調されます。高校への進学率は毎年95%以上、1年後の在籍率は85%以上となっています。中には自分に自信を持つようになり、高校や大学でリーダー的存在になる子もいるそうです。
不登校といっても原因は人それぞれです。児童・生徒一人ひとりに向き合い、かつ心に寄り添いながら社会性と基礎学力をはぐくむ、との黒沢校長が示す学校経営の目標(ビジョン)を達成するための取り組み、大いに参考にさせてもらいます。
おまけの1枚、不登校特例校として全国各地から視察がひっきりなしにやってくるとのことです。校舎の入り口にウエルカムボードがありました。(写真6)
1月15日(日) くもり
3年ぶりとなる淀川区新春たこあげ大会に出席しました。
まずは小学生が自分で作ったたこを飛ばします(写真1)。デザインの良さや滞空時間の長さによる表彰もあります。
その後は地域ごとの子ども会役員らによる大だこあげがありました。私は西中島地域が作った大だこ(写真2)あげに糸を引く役で一緒に参加しました。無事にあがってくれてよかったです。
1月6日(金) 晴れ
南港で開かれた大阪市の消防出初式を見に行きました。消防局の皆様にとっては年に1度の晴れ舞台、3年ぶりの開催となり暖かな天候にも恵まれました。
おなじみの消防自動車(写真1)や消防局が持つ特殊車両(写真2)のほか、大阪府立急性期・総合医療センターの災害派遣医療チーム(DMAT)の救急車両(写真3)、大阪府警察本部の車両(写真4)などが行進していきました。
火災現場からの救出(写真5)などの各種訓練や、出初式の最後を飾る「みおつくし」をかたどった放水(写真6)は見事でした。
我が家のすぐ近くには淀川消防署があります。市民の安全・安心を守る尊い存在の皆様です。心より敬意と感謝を表する次第です。